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using cloud9
Cloud9 はその名前の通り、クラウド上のオンライン統合開発環境 (IDE) です。Cloud9 を利用することで、自分の手元のマシンに Ruby や Ruby on Rails の開発のための実行環境を構築することなく、すぐに Kajaeru の開発を始めることができます。
Cloud9 は Ruby on Rails の学習の有名な教材である Ruby on Rails チュートリアルでも学習の際の環境として推奨されており、無料で利用できる範囲でも最低限の Ruby on Rails の開発は十分に可能です。開発に慣れてきたら自分のマシンなどのローカル上に開発環境を構築したいと思うこともあるかもしれませんが、特に Ruby on Rails の開発自体が初めてという方は、環境構築で詰まることなく開発に集中できる Cloud9 の利用を推奨します。
Cloud9 を利用するためには、まずログインが必要です。ここでは、GitHub アカウントとの連携機能を使ってログインします。したがって、これ以降は GitHub のアカウントを持っていることを前提とします。
Cloud9 のトップページにアクセスし、右上の GitHub アイコンをクリックしてください。
GitHub へのログイン (まだログインしていない場合は) が求められるのでログインしてください。すでに GitHub にログインしていた場合はパスワードの入力だけ必要かもしれません。そうすると、次のような画面になりますので、「Authorize application」ボタンを押して GitHub アカウントに Cloud9 の連携を許可してください。
Cloud9 へのログインが初めての場合は、上記の GitHub 連携の後に以下のような画面でメールアドレスの登録を求められますので、メールアドレスを入力してください。このメールアドレスは Cloud9 からの通知などに利用されます。
これで、GitHub アカウントと連携して Cloud9 へのログインができました。
Cloud9 へのログインができたら、Kajaeru のための workspace を用意します。Cloud9 ではクラウド上に開発環境を作るのですが、その開発環境のことを workspace と呼び、通常は開発するアプリケーションごとにそれぞれ workspace を用意します。したがって、ここでは Kajaeru のための workspace を作ります。
Kajaeru のように GitHub 上にプロジェクトがホスティングされている場合、Cloud9 でそのための workspace を用意するのは非常に簡単です。Cloud9 にログインすると次のようなダッシュボード画面になりますので、そこで、サイドバーから「Repositories」を選択してください。
すると、自分の所有する or 権限のある GitHub のリポジトリがずらっと並びますので、その中から「yochiyochirb/kajaeru」を探して「Clone to edit」を押してください。
以下のような新規 workspace を作成する画面になります。
以下を入力し、「Create workspace」ボタンを押してください。
- Workspace name
任意の名前。kajaeru とするのがわかりやすいでしょう - Description
workspace の説明。任意 - Choose a template
Ruby
workspace が無事作成されると、Cloud9 の IDE 画面が開きます。これで Ruby および Ruby and Rails の実行環境構築は完了です。