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Takuro Ashie edited this page Sep 5, 2016 · 29 revisions

Project Gecko Embedded

Gecko Embedded プロジェクトは、実際の商用組込製品で使い易いよう Gecko (Firefox ブラウザのエンジン) を組み込みプラットフォームへと移植するプロジェクトです。 具体的には、組み込み製品で使われる標準的な SoC や開発ボードへの移植、安定化、高速化を行い、誰でもそれを簡単に利用できるよう組み込み Linux のデファクトである Yocto (OpenEmbedded) 向けのレシピ (レイヤー) 作成していきます。

プロジェクトの目的と背景

Gecko Embedded プロジェクトでは、誰もが簡単に組み込み製品の中で Web ブラウザエンジンを利用可能にすることを目指しています。特定の製品カテゴリ、特定のハードウェアに特化してしまったり、商用製品では使われない SoC などを用いたプロトタイピング向けのボードではなく、幅広い業界の実製品で利用しやすい形でブラウザエンジンを提供します。そうすることでオープンソース本来の、作者の許諾を得たり、ビジネス的な制限を受けることなく、自由に製品化に利用できることが活かされ、このプロジェクトに直接参加する企業による製品化はもちろん、参加していない企業による製品化も促進され、Web プラットフォームの適用範囲が広がることを期待しています。

Mozilla はもちろん、企業、大学、研究者、個人の貢献者が集まるコミュニティ全体で協力していくことで、品質や開発速度を向上し、デザインやサービスも含めた幅広いアイデアや知見を集め、共通のベースラインとしてのブラウザエンジンを使い、製品開発はそれぞれの差別化要素に注力していくことでより魅力的な製品を世界に送り届けましょう。

ターゲットプラットフォーム

現在このプロジェクトでは次の SoC への移植を行っています (Alphabetical Order)

それぞれのボードの入手方法については評価ボードのページを参照して下さい。

プロジェクトのリポジトリ

ビルド手順、設定手順、開発 Tips など

こちらの Wiki ではプロジェクト全体のメモを中心にしています。各ボード向けのビルド手順などは meta-browser リポジトリの Wiki を参照してください。

最新情報&参加するには

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